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女性読者争奪の新たな動き
時はバブル絶頂期。ビートたけしのギャグに「とらばーゆ(仏語で転職の意味)しちゃう?」といったネタがありました。「とらばーゆ(リクルート)」というのは、女性向けの転職情報誌の先駆けとなった雑誌のこと。その後、男女雇用機会均等法によって、女性専門ではなくなりましたが、近年はサイト化して「女性のための転職サイト」をサブタイトルに謳っています。
3メディアの争い
「とらばーゆ」がサイト化し、なおかつ再度「女性専門」を謳った理由は、「女の転職@type(キャリアデザインセンター)」を意識したためだと考えられます。こちらは雇均法下でも堂々と“女性”を銘打って、女性をターゲットとする業界や企業の支持を得た求人サイトなんです。
そして平成20年に創刊された「とらばーゆCASUAL(リクルート)」はフリーペーパー型の求人メディア。上記の2メディアとは異なり、20歳代前半層の取り込み強化が目的になっています。掲載案件も、正社員からパート・アルバイト、派遣と多種多様。職種もバラエティに富んでいます。
「情報誌」「サイト」「フリーペーパー」……この3メディアの読者争奪戦から、今後も目が離せません!
人材紹介とのオーバーラップ?
日本の人材紹介業は、全体的にハイスキル層を対象にしていて、30%前後の手数料を受け取るというスキームがメインになっています。人材紹介業者は就労者の上位15%あたりをターゲットにしていると言っても良いでしょう。そして、ハイスキル層も含めた残りのほとんどの層をターゲットとしているのが求人広告なんです。
これらのマーケットはもともと競合することはなかったのですが、数年前から競合するようになってきました。その理由には、ハローワーク(無料職業紹介)が若年層の紹介を積極的に開始したことや、それに追随してリクルートなどが新卒・第二新卒紹介といったサービスを低コストで開始したことなどが挙げられます。
さらに、紹介予定派遣が拡大したことで、広告業界各社がロースキル人材の紹介も手掛けることになりました。その範囲は事務職から飲食店まで多種多様。広告業界は確実に変化を続けているんです。では、具体的なメディアをご紹介します。











